「ハートキャッチ」の技は、かっこよさげ(一部例外アリ)な名前を叫びつつ、よくわからないけど派手ですごそうな効果をって
感じが実に「イナズマ」的。というか車田的。 いえ、そういう部分も気に入ってるんですけどねw
今までのプリキュアがバンクだよりの固定必殺技オンリーだったのに比べて、戦闘シーンが観てて楽しいです。
あ、お気づきの方もおられるでしょうが、2枚目の絵の背景は使い回しです。まあネタ絵ですしw
●『アリス・イン・ワンダーランド』を観てきました。
昔からのティムバートンファンで、しかも扱うのが「アリス」ということでかなり期待する部分と、なんか宣伝の仕方が
必死すぎ(かなり前から宣伝うってましたし…)などの理由からの不安の部分がありましたが…。
個人的にはいろいろと残念。いえ、映像としてはすばらしいので、見て損したとは思わなかったですよ。
テーマパーク的には十分に楽しめたと思います。
でも個人的には、「ティム」で『アリス』なのだから、もっと『ビートルジュース』や『マーズアタック』的な、
ハッピークレイジーな世界が見たかったんですよね…。いろんな意味でまじめに作りすぎなんじゃないかと思います。
ちなみに、アリスが少女じゃないって部分は、個人的にはあんまり気になりませんでした。でも回想シーンに出てくる
過去のアリスの方がしっくり来るのは事実。つか、これって『リターン・トゥ・オズ』のパターンですよねw
従来のティムバートン作品のように、現実世界と上手くいかない不器用な人物にスポットを当ててるのは従来どおりなんですが、
「がんばって」成長譚にしてしまってるような感じがして残念といいますか。まあ、ティムも『ビッグフィッシュ』あたりから
変に突き抜けてしまったといいますか大人になったといいますか、従来の作品のファンからすると、彼特有のどろどろ感が
減って妙にさわやかになってしまってるのが残念といいますか。
劇場で配られてた「ワンダーランド完全ガイド」(必ず鑑賞後にお読みくださいとの注意書きありw)を読むと、ずいぶんと
原作に気を使ってるといいますか、整合性を気にしてるっぽいのも残念だなぁ。私も一応原作(不思議&鏡)を読みましたが、
さすがに覚えてないことばかりでしたし。濃い原作ファンの方々は楽しめるのかしら?
…とまあ、いろいろ辛らつなことも書きましたが、繰り返しますが映像を楽しむという意味ではかなりすばらしい作品でも
あります。噂どおりチェシャ猫はすごくキュートでしたしw
ワンダーランド自体も小さな箱庭的ではなく、すごく広く感じましたしねぇ。
個人的には「白の女王」がものすごく「濃い」のが気に入ったなぁw あのアイラインと眉毛とくちびるが!w しかも
正義の象徴っぽい出方をする割には(案の定)変なところもしっかりあるしw
ハートのジャックもいいキャラですねw 一見かっこいいのに微妙にへたれで、しかも巨娘フェチwww
…とまあ、期待しすぎた生もあるのでしょうが、「映画みたーヽ( ´ー`)ノ」という満足感が得られなかったので、なんか
もやもや。なのでその足でこんどは…
●『クレヨンしんちゃん 超時空 嵐を呼ぶオラの花嫁』を見てきました!
クレしん映画はここ数年低迷気味(あくまで個人の感想です)でしたが、『キンポコ』で原点回帰を狙い(上手くはいかなかった)
『おたけべ!』でかなりいい感じに復帰してきたと思ってたので、こちらは楽しめそうだと思って…。
結果を先に言えば、惜しい…、かなり惜しいけど…。面白くない…。
おもしろくなる要素・ファン的に美味しい要素がこれでもかとばかりたくさんあるのに、とにかく致命的にテンポが悪い。
これは演出のせい?監督・演出は去年と同じなのになぁ…。
思えば今回の『しんちゃん』は、おなじみのキャラクターの未来の姿というモチーフで、個々のパーツとしてはファンの描いた
同人誌(もしくはファンの妄想)的なおもしろさがあったわけだけど、なんでここまで美味しい素材を台無しに料理できるのかと
悲しくなりました。
ヒロインにくぎゅを出しとけばいいってもんじゃないぞ!タミさんかわいかったけど。
なんというかですね、おもしろいネタがたくさん思いついたのはいいけど(つか、未来世界のしんちゃんってお題なら誰でも
いろいろ妄想できると思うw)、上手くしぼりきれてないっていう印象でした。
クレしん映画はもっとシンプルかつおバカでいいのに。そういや同じスタッフの『おたけべ!』も、途中まではシンプルで
おもしろかったのに、終盤の敵組織の陰謀が明らかになるあたりで理屈がすぎて失速してぐだぐだ…という印象でしたが、
今回はそれが序盤からという感じでした。
繰り返しますが、個々の要素はすごくいいものが多いんですよ!本当にもったいない。
とくに大人になったひまわりの登場の美味しさは格別でした。
未来の大人のカスカベ防衛隊達と、ご本人同士の対面とかも、ネタ的には最高なのになぁ。
…そんでもって、口直しに
●金曜ロードショー「ヤッターマン」を見たわけですよ。
劇場で見て、DVDも買ったのに、すっかりアホですねw
改めて見て思いましたが、この映画は本当に原作リスペクト半端じゃないなぁ。実写だから最初のうちは違和感があるんですが、
見てるうちに「そういえばヤッターマン(といいうかTBシリーズ)ってこういう作品だったよね」と思わせる部分がてんこ盛り。
そうそう、ヤッターマンってこうだった。時に大人が眉をひそめるような描写もあったし、ものすごくテキトウな話もあった。
ゲストキャラが存在感がないおかざり同然なんて、日常茶飯事だった。とにかくどんな手を使ってでも笑いを取ろうとする、
貪欲で下品な作品。最高のジャンクフードだった。
まあ、時にテンポが悪いところまで真似しなくても…とは思いましたけどw
それでも、ここ数年の「漫画・アニメ原作」の中で、ここまで原作への愛にあふれた実写映画はなかったんじゃないかな。
原作の知名性だけを利用したクソ映画はたくさんありましたけど。
見方を変えれば、よくもまあここまでスポンサー・協力会社をだまくらかして、こんなカルト映画に予算をぶん取ってきたもの
だと感心仕切り。たしか去年の春休み映画だったはずなので、おそらく昔懐かしいお父さんをからめて家族で見てもらいたい
ファミリー映画のつもりだったんでしょうが、出来上がったのは原作ファン(しかもコア層)向けのマニアックなシロモノ。
劇場での印象でも、子どもはあんまり喜んでませんでしたww
原作ファンでも、たとえば劇中の「ヤッターキングの歌」がなぜ甲本ヒロトなのかなんて、甲本と「ボカンシリーズ」・甲本と
山本氏の関係を知らないと、むしろ釈然としないでしょうし、寿司屋のシーンで客の中に小原乃梨子とたてかべ和也がいたのは
声でわかるでしょうが、笹川ひろしが出てるのには気付かなかったというか、笹川さんの顔すら知らないでしょうし。
今回はTVで見ながら「ツイッター」で他の方の感想を垣間見てたんですが、喜んでいる人とボロクソにけなしてる人が両極端
でしたが、上記の理由でそれも当然なんですよねw ものすごく狭い層向けに作られてるんですからw
あと、「金曜ロードショー」で見た気になってる方、原作ファンがけっこうニヤリなネタの部分が
まるごとカットになってますので、興味があるのでしたらDVDをレンタルされる事をオススメします。
●あ、そうそう…
今回見た映画の予告では、『9』が楽しみですねぇ(´ω`)
なんだかんだいってティムさんには期待してしまう。やっぱティムといったら非人間だよね!
●そうそう、今月の「アフタヌーン」で、
ほしのふうた先生が『ああっ女神さま』のオマージュ作品を描かれたということなので、数年ぶりにアフタヌーン購入。
エロ成分控えめながら、いつものふうた先生節健在でうれしい(´ω`)
非エロ雑誌進出おめでとうございますヽ( ´ー`)ノ
●今週のアニメさん。
◆今週のダブル。
私もついていけない昭和任侠もののオマージュですなぁ。まあ、おやっさんの世代の話を絡めるとこうなるのかな。
その辺はともかく、先週に引き続き左右のバランスがますます開きつつありますね。合体ライダーの弱点を意外なところに
持ってきてて興味深い。このピンチを…というか、翔太郎はこの境遇をどう乗り切るのか。翔太郎がパワーアップする
余地は…? 次週が楽しみですな。
でも正直、予告に出てた新ライダー(エクストリーム?)、かっこわりぃ('A`)
◆今週のハートキャッチ。
先週の引きで、特訓の末パワーアップor新技獲得!…かと思いきや、たんなる箸休め回でしたね。まあ、予告の絵でなんとなく
想像ついてたので、さすがにがっかりはしませんでしたけどw
つか、いくら子供向けアニメの話とはいえ、師匠もいないでカンフーやってる中学生なんて痛すぎるだろ…。
今回悪役にされてた柔道やってる子の方が言い分として正しいような…。まじめに格闘技やってる人から見れば、あんな
中途半端なカンフーおたくに馬鹿にされれば、なんか一言いいたくなるでしょうに。
でも今回、ちょっと『どれみ』のクラスメイト回みたいでほほえましかったなぁ。がおがおーもかわいかった(´ω`)
で、シフレとコフレはよしとくんに話しかけたりして、大丈夫なん?
あ、先週の「プリキュア大爆発」、単独技だと「マリン・ダイナマイト」になるのかw
こっちがOPで使ってる技ですねw
◆今週のけいおん。
律ちゃんのわがままがかわいいなぁ。そしてそのわがままをそれぞれの形で受け止める仲間たちがまたほほえましい(´ω`)
律ちゃんと澪の回想シーンいいよね。二人は本当になかよしで、いろんな時間を一緒にいたんだよなぁという当たり前だけど
なんかじんとする描写。スティックだけ買って夢中で練習する律と、それに開きもせず付き合う澪。いいなぁ。
私が初めてGペン買いに行ったときって、こんなにドラマティックだったかなぁ…(遠い目)
◆今週のイナズマ。
ひさびさの日常パート。こういうのはさまないと本当にサッカーやってる連中が人間に思えなくなってくるもんなぁw
リカのいたずらから必殺技のヒントへの流れがいいですなぁ。甘ずっぺぇ。
しかし円堂くんの朴念仁は、人を傷つけないタイプで見ててすがすがしいですな。
◆今週のHEROMAN。
「たま」ワロタ。いきなり意外な敵兵器。シンプルすぎてむしろ攻略が難しそうだ。
◆四畳半神話体系(新番組)
あ〜、これは好きなタイプのアニメだ。とにかく退屈してる暇がない。最後まで一気に見れてしまった。
どこかで見た感じだと思ったら、やっぱり湯浅監督でした。これは次回以降も期待。
それにしても、セリフが多いってだけで「化」に似てるという反応が多くて意外だった。似てるかなぁ?
幅のない人ほど、手近なものに例えるからなぁ…。
◆今週のプリキュア5(再放送)12〜16話
このあたりはまだ各キャラクターの掘り込みを中心に描いてますねぇ。段々とディティールが作られていく。
特に地味キャラで埋没しそうなこまちさんが一気にピックアップされましたねぇ。小説はもとより、いざという時はかれんより
おっかないとか、お姉ちゃんとか。あとようかんw これ以降、ファンの間でこまちさん羊羹ネタは増えたからなぁw
遊園地ショー回はうらら回と思いきや、アクション回。いい動きしてました。
あと、改めて思いますが、りんちゃんはいろんなものしょいすぎですよね…。
そうそう、のぞみママとりんママの仲のよさもほほえましいですよね(´∀`)
●Web拍手コメントのお返事。
>おおかみかくしの五十鈴って完全にももこですよね。
すみませんが、知りません。